2013年2月11日 (月)

世の中捨てたもんじゃ~ない?

  ご無沙汰しておりました。
 しばらく間投稿しないでいたら何と2月も3分の1以上が過ぎ、日も長くなってきました。
 でもまだまだ春は遠く寒い日が続いています。
 私の住んでいる地域は、学校などで学年や学級閉鎖が連日のように報道されインフルエンザが猛威をふるっています。
 私も職業上、人と接する機会が多いためマスクは欠かせないのですが、相談業務中は相談者が聞き取りづらいようですので、ウイルスブロッカーをぶら下げています。
 名札と共に2つぶら下げているので少しカッコ悪いのですがインフルに感染するわけにはいきませんので仕方なくしています。
 でも本当に効くのかな?

 さて、当初より懸念されていた事項が改善されました。
 それは先日このブログで取り上げた定年に達した後の再雇用者の社会保険の同日得喪についてです。
 この同日得喪は、従来年金の受給権者が対象でした。
 ですから今年の4月2日以降生まれの男子の方が、定年等によって再雇用となる場合は、年金の受給は来年度以降なので、受給権者とはならず同日得喪の要件には満たさずその結果高いままの保険料を4カ月払わなければならないのです。
 つまり、同日得喪ではなく「月額変更届」(いわゆる「げっぺん」)で行うこととなるのですが、この度、これが改正されました。
 それはそうですよね。そうでなくとも前年の所得で高い住民税を払わなければならない上に社会保険料がそれでは泣きっ面に蜂ですよね。
 世の中捨てたものじゃ~ないなぁ。

「T130129T0010.pdf」をダウンロード

 今日は、2年前の2月6日に亡くなったロック・ギタリストで人間国宝となで言われたゲイリー・ムーアの初来日のときの記録「ロッキン・エブリ・ナイト」です。
 この作品は、当初日本でのみ発売されていましたが、1986年には欧州でも発売されるようになりました。
 ゲイリーは、ミュージシャンの中でも尊敬されており、影響を受けた人は数多いため、当時海外のミュージシャンが来日した際は、買って帰る人が多いという記事があったことを記憶しています。
 この作品は、ジェットレコードからの飼い殺しから解き放たれ、満を持して発表された「大いなる野望」 のツアーとして初来日したものです。
 キーボードには、コラシアムⅡ時代からの盟友ドン・エイリー、ベースもコラシアムⅡ時代に知り合い「バック・オン・ザ・ストリーツ」 (79年)にも参加したニール・マーレイ、ヴォーカルには一時期ユーライア・ヒープで歌っていたジョン・スローマンとこのグループ最大の話題となったドラムのイアン・ペイス(ディープ・パープル)という編成でした。
 初来日時の記録としては当初の収録で8曲目までで、その後マーキーのライヴを3曲プラスして発売されています。
 1~3曲目までが「大いなる野望」から4曲目が「ダーティー・フィンガーズ」、5~6曲目は「Gフォース」から、そして7曲目は同名アルバムからという選曲となっています。
 何と言っても印象に残るのは、8曲目の「サンセット」です。
 この曲は、コージー・パウエルのアルバム用に作成したものですが、ここではキーボードのみをバックにスローなテンポで演奏されています。
 曲の始めに亡きランディ・ローズ(82年没)に捧げることを言っています。泣かされます。

Rockin_every_nightRockin' Every Night / Gary Moore

01. Rockin' Every Night 
02. Wishing Well 
03. I Can't Wait Until Tomorrow 
04. Nuclear Attack 
05. White Knuckles 
06. Rockin' And Rollin' 
07. Back On The Streets 
08. Sunset 
09. Back On The Streets [*] 
10. Rockin' Every Night [*]
11. Parisienne Walkways [*]
[*] Bonus Tracks

Gary Moore - guitars, lead & backing vocals
John Sloman - lead & backing vocals, additional keyboards
Don Airey - keyboards
Neil Murray - bass
Ian Paice - drums, percussion

Recorded Track 01-08 24?25 January 1983 at Shinjuku Kousei Nenkin Hall, Tokyo, Japan
              Bonus Track 09-11 August 1982 at marquee club, London

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2013年1月 6日 (日)

無年金時代の新たなる真実

 今年の正月休みは久々(心体共に)ゆっくりしました。
 まずこの3年間出勤していた、いわゆる官庁御用始の日の出勤はなかったこと。
 とても充実した9連休でした。(とは言え1日間半は仕事、あと半日は整理整頓清掃でしたが)
 明日からまた頑張らなければ!

 ところで先日取り上げた今年4月2日以降に60歳を迎える男性の方(つまり昭和28年4月2日以降生まれの男性の方)は、来年のお誕生日まで年金が貰えなくなり、会社の定年が60歳である方についてですが、新たに気がついたことを取り上げたいと思います。
 それは、その前にまず以下について確認します。
 定年後の再雇用時の賃金については、高年齢者雇用安定法では特に規定はしていません。(改正法でも同じ)
 これについては、企業に任せる・・・ということなのでしょうか。
 前回ではここが「片手落ちの法律」と言いました。経済界の圧力に屈した・・・と。
 しかし、これは言い過ぎではありませんが、けれども経済界(使用者側)の言い分も御尤もなのであります。
 それは、若年者の雇用の創出が困難になる・・・ということです。
 現在は景気が悪いこともありこの言い分もわかります。
 契約の自由、私的自治の原則に立ち返った・・・のでしょうか?
 これでは労働者保護の立場の労働法とは言い難いと思われる方も多いと思います。

 そして先日書いたように、これまでは年金の一部である報酬比例部分(いわゆる部分年金)が支給されるため、60歳以降の賃金が下げられても生活にはさほど影響はありませんでしたが、今年60歳になる4月2日以降生まれの男性は年金は61歳までありません。
 それを会社が昨年度までのように60歳以降は従前の賃金に対し60%とする・・・とした場合、その人の生活にどのような影響を受けるか考えたことはありますか?
 6割になったのだから雇用保険から最大(61%が最大)の高年齢雇用継続基本給付金の給付を受けるのだから・・・という人もいるでしょう。
 しかし、これだけではとても足りません。
 そして前回書かなかった新たな真実をお教えしましょう。
 それは、社会保険料(健康保険+厚生年金保険)の改定についてです。
 これまでは、同日得喪(定年退職日の翌日に資格喪失をして同じ日に再雇用されるので資格取得の手続きをすること)としてすぐに保険料の改定が行われるのですが、今年の4月2日以降に60歳を迎える人が定年となり再雇用され賃金が下がった場合には、同日得喪は行われず通常の月額変更届による随時改定となります。
 それはどういうことかというと、つまり4ヶ月間も従前の賃金額(標準報酬月額)で算出された高い保険料を支払わなければならないということです。 

 なぜ同日得喪は行われないのでしょうか?そもそもこの制度は特例なのです。
 そしてその要件の一つに「特別支給の老齢厚生年金の受給権者」とあります。
 つまり年金を貰える人に権利があるということになります。
 言い換えれば年金が貰えない人はこの特例は使えないということになります。
 
 

 これは非常に痛手です。
 そして更に追い打ちをかけるように住民税という厄介なやつがあります。
 住民税は、収入とリアルタイムにリンクしません。
 今年度の住民税は、前年の収入(所得)を基に算出されます。
 つまり、59歳の頃の賃金(所得)を基に算出された住民税を支払わなければならないということでダブルパンチです。
 退職金がある人は、それでクルマを買って・・・とか桃色の人生設計をしている方がいるかと思いますが、少し待って下さい。
 もしかして足りなくなる生活費の補てんに活用しなければならなくなるかも知れません。
 再度、ご検討下さい。(再プランを)
 それでも退職金がある方はいいのですが、退職金のない方で間近に迫っている方は、1年間辛抱を、まだ少し時間のある方はなるべく貯蓄を! 

 今日は、とても澄み切った美しい作品の「クリスタル・サイレンス」です。
 この作品は、ただ美しいだけではなくピアノのチック・コリアとヴァイヴのゲイリー・バートンの2人の巨匠がお互いに刺激し合い、超絶技巧によりときには注文をつけ、張り詰めた緊張感に満ちた一種独特な会話。
 たった2台の楽器なのであるがクラシックのオーケストラばりの荘厳な響き・・・徐々に顔を出すチックのスパニッシュムード。
 これ以上何の言葉も見当たりません。とにかく聴き応えのあるアルバムですので是非オススメしたい作品です。
 緊張感ハンパないっす。

Crystal_silenceCrystal Silence / Chick Corea,Gary Burton

01. Senor Mouse 
02. Arise, Her Eyes 
03. I'm Your Pal 
04. Desert Air 
05. Crystal Silence 
06. Falling Grace 
07. Feelings And Things 
08. Childrens Song 
09. What Game Shall We Play Today 

Chick Corea - piano
Gary Burton - vibraphone

Recorded November 6, 1972 at Arne Bendiksen Studio, Oslo, Norway

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2012年12月17日 (月)

片手落ちな制度(後編)

 この3年間は一体なんだったのでしょうか?
 耳障りのよい言葉や年金のスキャンダルを武器に出来もしないことを並べ立て、圧倒的に有権者の多いお年寄りを味方につけた民主党。
 確かにあの東日本大震災、原発事故さえなければまだ延命できていたかも知れませんが、それにしても期待を持たせておいて結果的に裏切ったかたちとなり、今回の衆議院議員選挙での大敗という国民にダメ出しされました。
 自民党だって圧勝して政権奪回したと喜んでいる場合ではなく、来年の参議院の選挙を控えているわけで国民の審判が下されることとなります。
 自民党が完全に復権したわけではなく、あまりに民主党が酷かったということでしょう。

 先日お亡くなりになられた政治評論家の三宅久之さんが、テレ朝の番組で「民主党はポン助ばかり」と揶揄していましたが、それに近いものがありました。
 「少なくとも県外」などと無責任発言をしたおぼっちゃまの鳩ポッポ、原発事故時に現場を混乱させたキンコン菅。今こそお遍路さんとして四国を巡礼すべきじゃぁ~ないですか。
 それにしても自民党の石破(幹事長)さんは朝見たくないですね。さわやかな朝向けの顔ではありませんね。

 さてさて、前回の続き・・・。(改正高年齢者雇用安定法について)
 この法律は労働者の立場に立った法律ではなく経団連など経営者側に配慮した法律であること・・・と言いました。
 何故かというと、この法律は雇用をするだけであって労働条件そのものを継続しなさいとはなっていません。
 要するに60歳で定年となり、それ以降雇用する場合は、賃金を下げて労働契約しても何の問題もないということです。
 これは改正前も同じです。
 では何が改正されたのかというとこれまでの継続雇用制度(再雇用制度含む)は、希望者全員ではなく一定の基準をクリアした人が対象であり、この選定基準を定めて労使協定を締結して制度を導入しておりましたが、改正法では原則希望者全員を再雇用しなければなりません。
 しかし、それはあくまでも原則であり、心身の故障により業務に堪えない者等を除外でき、又、労使協定で定めた基準もすぐに撤廃することなく年金の支給開始年齢に合わせた経過措置を設けることができるという改正なのです。
 それでは何を言いたいのか・・・というと改正ではなくこの法律そのものが問題であること。
 先ほど「企業に雇用を確保して貰えば御の字で賃金を下げても何の問題もない」と言いました。
 これは改正前も同じです。何でこれが大問題なのでしょうか?

 それはこれまで報酬比例部分の年金を受給していたから賃金が下がってもそれほど問題にはならなかったのです。
 私は年金相談もしておりますが、時折「何で賃金を貰うと年金を減額されるんだ!詐欺じゃないか!」とお怒りになられる方がいますが、これを在職老齢年金(在老)と言います。
 又、雇用保険には高年齢雇用継続基本給付金というのがありまして、60歳到達時の賃金と比較して60歳以降の賃金が75%未満となった場合にその穴埋めとして受給できる仕組みになっているのです。
 従って、在老と雇用保険からの給付金を足して下がった賃金で手取り額としてはあまり変わらないという人が多くおりました。
 例)従来の賃金 35万円  再雇用の賃金 20万円(低減率57%)
   高年齢雇用継続給付金 3万円、報酬比例部分相当額 年金額80万円(月額6万6千円)
   (賃金が下がれば当然税や社会保険料も下がり手取り額はそれほど変わらない)

 上記のように賃金が下がっても生活にはあまりインパクトはありませんでした。
 しかし、今後在老(年金)がなくなるのです。
 年金を受給できる年齢になるまでは間違いなくワーキングプアとなる方が急増するのです。
 こんな片手落ちの制度・・・これは大問題ですゾ。

 今日は、トミフラことトミー・フラナガン「エクリプソ」です。
 トミフラというとエラ・フィッツジェラルドの伴奏でのいぶし銀というイメージと「名盤の陰にトミフラ在り」(ロリンズの「サキコロ」やコルトレーンの「ジャイアント・ステップス」、ケニー・ドーハムの「静かなる」等)という格言すらあるほどのその印象はサイドメンとしての活躍の方が大きいのですが、50年代にリーダー作で決定的名盤「オーヴァーシーズ」がありました。
 70年代にその名盤を意識して制作されたのがこの「エクリプソ」です。
 そうですあの「オーヴァーシーズ」ですばらしいドラミングを聴かせたエルヴィン・ジョーンズも付き合っており、このタイトル曲も再演されております。
 正に70年代に甦った名作なのです。

EclypsoEclypso / Tommy Flanagan

01. Oleo
02. Denzil's Best
03. A Blue Time
04. Relaxin' At Camerillo
05. Cup Bearers
06. Eclypso
07. Confirmation

Tommy Flanagan - piano
George Mraz - bass
Elvin Jones - drums

Recorded February 4,1977

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2012年12月 9日 (日)

片手落ちな制度(前編)

 今年は、長い夏が終わったかと思うと秋が一瞬のうちに通り過ぎ一気に冬が到来。
 昨日は朝から雪となり午前中どこの家庭も雪かきをしていましたが、日中雨に変わり雪が融け雪かきは何だったんでしょうね。
 私は、様子を見てしようと思っていたので取り敢えずは無駄な労力は使わず済みました・・・・が、結局夕方からまた雪に変わり積ってしまいました。

 
 さて、前回「改正高年齢者雇用安定法」のことを取り上げますと書きましたが、法律そのものの説明ではなくこれに関連する年金の支給開始年齢の引き上げによる影響などを取り上げてみたいと思います。

 
 改正高年齢者雇用安定法 ⇒ こちらから 

 
 現在、定年を定める場合には60歳を下回ることは出来ません。(高年齢者雇用安定法(以下「法」という)第8条)
 この改正法も特に定年の年齢を65歳まで引上げを義務付けるものでもありません。
 現行法では、法第9条に高年齢者雇用確保措置というのがあり、この場合、定年の年齢を65歳未満で定めている場合、事業主にはその雇用する高年齢者の65歳までの安定した雇用を確保するため次のいずれかをこうじなければならない・・・とされています。
 ①当該定年の引上げ
 ②継続雇用制度(現に雇用している高年齢者が希望するときは、当該高年齢者をその定年後も引き続いて雇用する制度)の導入
 ③当該定年の定めの廃止
 大企業でも製造業や大体の中小企業は、上記②を実施していると思われますが、実は希望者全員が継続雇用制度を利用できることになっている企業は少ないと思われます。
 それには、この第9条の第2項があり、「労使協定によって継続雇用制度の対象となる高年齢者に係る基準を定め、当該基準に基づく制度を導入したときは、②を講じたものとみなす」とあります。
 従って、労使で協議した(中小零細は会社が定めた・・・と言った方がよいかも?)一定の要件を満たさなければならなければ雇用しないということです。

 しかしながら、この要件は当然ながら極端にハードルを高くすることはできないわけで、普通に真面目に勤務して健康な方であれば大体はその基準を満たすことになるのですが、やはりそこから漏れてしまう方もいるのです。
 それが、今回の改正法は②の場合、希望者全員の雇用が義務付けられるのです。
 はっきり言って、早く辞めて貰いたい人もいるのに・・・とそう思われている経営者や管理者の方もいるでしょう。
 しかし、これには我が国の公的年金制度の支給開始年齢の引き上げスケジュールが絡んでいることを忘れてはなりません。
 現在、厚生年金は男性は60歳から報酬比例部分の年金が受給できます(女性は報酬比例部分が60歳から定額部分が64歳から受給できます)が、来年度60歳を迎える生年月日が昭和28年4月2日以降の男性は61歳からしか年金は受給できません。

 
 厚生年金の支給開始年齢 ⇒ こちらから  

 
 来年度以降は60歳から年金を受けられないため、何がなんでも働かないと生きていけない!ということです。
 そこでこの改正高年齢者雇用安定法というわけです。
 何か年金制度がこれまで度重なる改悪の結果、非常に悪者としてとおり、一方この改正高年齢者雇用安定法はそれの救世主のように捉えている方もいるようですが、この法律は労働者側にとって本当に救世主なのでしょうか?
 実は、救世主など全くの誤解であって、経団連など経営者側に配慮した法律であること。
 それを次回斬ってみましょう。
 本当、腹立つわ~。

 今日は、モダン・ジャズ・クァルテットことMJQの初期の傑作であり、全作品を通じても最高傑作と評価する方も多い「コンコルド」です。
 本作は、パリのコンコルド広場を題材にした作品です。
 MJQは、ジャズでも異質な存在でした。
 通常ジャズはインプロビゼーションが主体で進行されるのですが、彼らはクラシックの室内楽のようなアンサンブルを念頭に置いた緻密な演奏がウリでした。
 服装もクラシックの演奏者のような畏まった感じで、(私は)違和感が感じられました。
 しかし、そのサウンドはとても洗練された澄みきったサウンドであり、透明感が感じられ時折バロック音楽を聴いているような感覚にさせられます。
 「朝日のようにさわやかに」は、不朽の名作です。

Mjq_concordeConcorde / M.J.Q

01. Ralph's New Blues 
02. All Of You 
03. I'll Remember April 
04. Gershwin Medley: Soon/For You, For Me, Forevermore/ ove Walked In/Our Love Is Here To Stay 
05. Softly, As In A Morning Sunrise 
06. Concorde 

Personnel
Milt Jackson - vibraphone
John Lewis - piano
Percy Heath - bass
Connie Kay - drums

Recorded July 2, 1955

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2012年11月17日 (土)

トラストミーには気をつけないと

 厚生労働省が、厚生年金基金制度の見直し案を示し財政難の厚年基金は5年で解散、10年後に制度廃止する方針であることがわかりました。
 年内にも改革案をまとめて、来年の通常国会に関連法案の提出を目指しているようです。

 衆議院の解散が決定的となった先日の党首討論で自民党の安部総裁が「トラストミーという言葉も軽くなった」と言っておりましたが、今始まった事ではなく鳩山元首相が言っていましたよね。
 AIJも言って騙したのでしょうか?
 まぁ今回は、逃げるに逃げられなかった野田さんは小学生の頃の通信簿で「正直にバカが付くと担任の先生が書いた~」とまで言って一応時期は遅くなりましたが約束は守りました。
 これが来年まで持ち越したなら、「トラストミー」は全く反対の意味の言葉として使われたかも知れません。(詐欺用語?) 
 
 いずれにせよAIJによって端を発した厚生年金基金問題。
 大企業の厚生年金基金はやばくなって早期に損失を穴埋めして解散や国の代行部分の返上をしておりますが、それができない中小企業がかなりあるということは以前から言われておりました。
 日本人の事なかれ主義・・・によってこれまで放置していた国の責任は大きい。チェック体制が甘い。
 
 かの有名な第32代アメリカ合衆国大統領のフランクリン・ルーズベルトのニューディール政策は、アメリカ合衆国経済を世界恐慌のどん底から回復させたと評価されましたが、そのニューディール政策は政府が積極的に経済に介入して不況から脱却させるとともに一方では、社会保障制度の確立にも貢献をしたと聞いております。
 そんなルーズベルトも手は出さなかった厚生年金基金。「国が潰れてしまう」と言ったとか・・・。
 そのようなことを当時経済成長ハンパない追い風だった日本が国と民間が連携してつくりあげた制度の厚生年金基金はバブルがはじけた以降、どんどん数を減らし、景気の低迷、円高、株安そして極めつけのリーマンショック。
 崩壊へのカウントダウンは既に始まっていたのに何の手立てもないまま今日に至ったわけです。
 私も何箇所か合計すると15年間くらい厚生年金基金に加入していましたので将来が不安です。

 今日は、ジャズ・ピアノのホレス・パーランの人気盤「アス・スリー」です。(残念ながら「トラスト・ミー」ではありませんでした)
 彼は、ニューヨークに出てチャールズ・ミンガスのワークショップに加わってから有名になりましたが、それまではワシントンDCでソニー・スティットなどのサイドメンをしていました。
 どちらかと言うとサイドメンとして数々の名作に参加しており、彼のリーダー作としては約半世紀の活躍のわりには少ないように思います。
 しかし、量より質でしょうか。特に本作を含む60年代のブルーノートに残した作品はバッチグー!であります。
 この人、少年の頃ポリオを患い右手が不自由と聞いております。
 そのためか独自のスタイルの演奏となっております。

Us_threeUs Three / Horace Parlan

01. Us Three 
02. I Want To Be Loved 
03. Come Rain Or Come Shine 
04. Wadin 
05. The Lady Is A Tramp 
06. Walkin 
07. Return Engagement 

Horace Parlan - piano
George Tucker - bass
Al Harewood - drums

Recorded  April, 1960

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2012年8月15日 (水)

年金改革(受給資格期間の短縮)にちょっと待った!

 今日はUターンラッシュのピークでしたが、何処へも行かない私にはあまり関係のないこと。
 ビールを呑みながらTVのニュースを見ていると「ホントご苦労だな」なんてヒトごとなのでそんなコメントしか出ませんが事故に遭わないよう帰宅してほしいと思います。

 さて、今日も少し真面目な話題ですが「社会保障と税の一体改革」について。
 いやいやそんな大きなテーマではなくこれに関連する年金制度についてです。
 仕事柄どうしてもこの年金についてコメントしたくなるのですが、民主党案の年金受給資格期間についてちょっこっと文句を言いたいのですが、現在公的年金の受給資格期間は最低25年間です。
 これを最低10年とするというのです。
 確かに無年金者は減るかも知れませんが、この制度を導入すると低額の年金受給者がかなり増えることが予想されます。
 「最低10年」を「10年で貰える」と勝手に都合のいいように解釈する人は多いと思います。
 そんなわけないだろう?と思うかも知れませんが、こっちは年金相談の現場にいるのですから「そんなわけないだろう?」っていう人が実に多いことか・・・。
 何でもかんでも人のせいにしたり、国のせいにする人が実に多い。
 自分が不注意で保険料を掛けてなかったり、国の世話にはならないなどと言って掛けていなかったり・・・。
 それを「ムダ使い」のせいにするそんな勝手な人が多いのです。
 
 どの制度に加入していても基礎年金(国民年金)は共通であり、20歳~60歳までの40年間は加入して保険料を納めなければなりません。
 (厚生年金保険や共済組合の人は給料から天引きされています。又、そのような制度に加入している被扶養配偶者は第3号被保険者で納めなくても納めたことになります)
 国民年金は40年間真面目に納付したとして満額で年間786,500円(月額約65,500円)です。
 現在の制度で最低限の25年間納付したと仮定して786,500×(25/40)≒491,600円(月額40,960円)
 満額でさえ生活するのは厳しく、生活保護以下だと言われているのに受給資格期間ギリギリの現行制度25年では生活費の足しにもなりません。

 これを更に10年にするのですから将来悲惨な老人がたくさん増えることになるでしょう。
 国民年金の保険料の納付率が悪化している原因にもなっていると思われる保険料額の見直しも必要ではないかと思います。
 景気が低迷し、低所得者が増える一方で、年々保険料が高くなっているこのおかしな状況。
 どうしても違和感があります。

 さて、現行制度では無年金者が多い事もありそれを救済する制度が始まります。
 これを国民年金保険料の「後納制度」といいます。(但し、時限措置ですからご注意下さい!!)

後納制度について

 国民年金保険料は、これまで納付期限から2年を経過すると時効により納めることができませんでしたが、平成24年10月1日から平成27年9月30日までの間に限り、過去10年以内の未納保険料の納付が可能となります。これにより、年金の受給資格(最低加入期間は原則25年)を確保したり、将来お受け取りになる年金の増額が可能となります。後納制度をご利用になる場合は、年金事務所へのお申込みが必要です。
 対象になる方は、納付済期間及び合算対象期間を合計しても25年に満たないなど、老齢基礎年金の受給権を有しておらず、過去10年以内に未納期間を有する方が対象となります。なお、繰り上げ受給者の方は対象となりません。

詳しくは以下のアドレスよりご確認ください。

http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=6221

 今日は、チャールス・ミンガス「ブルース&ルーツ」です。
 アルバムでは、チャーリー・ミンガスと標記されており、この時期はほとんどがチャーリーでした。
 後年彼のインタビューで「チャーリーではなく、チャールスだ。」と言っており、「チャーリーなんてのは馬の名前だ。」と吐き捨てていました。
 そんなことはどうでもよいのですが、この作品は絶頂期の59年の録音です。
 久しぶりにジャッキー・マクリーンが加入しておりジャッキー節を聴かせてくれます。
 「モーニン」はソバ屋の出前持ちで有名なあれとは同名異曲ですが、とてもいい曲です。
 本作は間違いなくミンガスの数多い作品中でも上位に入る名盤です。
 ブルース色が強い作品であり、6管編成で重厚なサウンドです。

Blues_rootsBlues & Roots / Charlie Mingus

01. Wednesday Night Prayer Meeting 
02. Cryin' Blues 
03. Moanin' 
04. Tensions 
05. My Jelly Roll Soul 
06. E's Flat Ah's Flat Too 
07. Wednesday Night Prayer Meeting 
08. Tensions 
09. My Jelly Roll Soul 
10. E's Flat Ah's Flat Too 

Charles Mingus - bass
Jackie McLean, John Handy - alto saxes
Bookey Ervin - tenor sax
Pepper Adams - baritone sax
Jimmy Knepper, Willie Dennis - trombones
Horace Parlan - piano, except for "E's Flat Ah's Flat Too"
Mal Waldron - piano on "E's Flat Ah's Flat Too"
Dannie Richmond - drums

Recorded February 4, 1959, Atlantic Studios, New York City

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2012年6月 4日 (月)

待ち遠しいEURO2012の開幕

 昨日の日本代表の試合は楽勝ではありましたが、競り合うような緊迫した試合では絶対に出来ないミスが何回かありまだまだ課題はありますが、これについてはW杯出場が最終目標ではないため早めに修正して精度を高めないとなりませんね。
 出場するのは当たり前でなければならないし、出場したら組み合わせもあるでしょうが、決勝T進出はノルマとなっているのが現在の日本代表。
 アジア各国はW杯の予選で盛り上がっているところですが、今週末からサッカー界ではビッグな大会があります。
 そうですユーロつまり欧州選手権です。
 ある意味W杯を凌ぐレベルの高い大会なのですが、今大会の注目すべき点はスペインの連覇なるか?W杯のリベンジでオランダの逆襲なるか?いやいや成長著しい若手とベテランがうまく咬み合えばドイツも脅威。クローゼは今大会も活躍するか?
 などなど話題が尽きません。
 仕事が手に着かないそんな日々が1ヶ月間続きそうです。

 さて仕事の方は、監督署には昨年度の約半分くらいの出勤日数ではありますが続いており、今月でもう1年になります。
 その間、数多くの労働相談を行い経験も積ませていただきました。
 まだまだ勉強が足りない・・・と何度も思いました。
 何回となく壁にぶち当たりました。
 年金相談も同じで今日は何が来るか(どのような内容の相談か)いつもハラハラドキドキです。
 そして今年度も昨年度同様、年金額が下がりますのでまた受給者の方々から御小言・・・いやこれで済まないのが現状。(4月以降の年金が対象なので今月振込分からとなるため今月は苦情や問い合わせが多いのです)
 普段の憂さ晴らしでしょうか?怒鳴る方もおり「そんなのオレに言われても困る」とは言えないのです。(そんな事言ったら火に油を注ぐような・・・いやいや蜂の巣を突くようなもんで大変です)
 それさえなければよいのですが・・・。

 ところで6月は労働保険料の年度更新の時期で各企業の担当部門は何かと業務が煩雑な時期ではないでしょうか?7月10日迄ではありますが、7月10日は社会保険の算定基礎届と重なってしまうため早めに行いたいところですね。
 そこで労働保険料年度更新申告書の記載方法等について岩手労働局からお知らせがあります。⇒年度更新申告書の記載方法等についてはコールセンターへお問い合わせ下さい(岩手労働局)  
 
民間に外部委託をするようです。 
 

 今日は、ジャズの異端児・・・いや革命児であり、60年代のフリージャズ・シーンを牽引したオーネット・コールマンの2作目「明日が問題だ!」です。
 私はジャズの初心者だった頃に最も苦手とした人でした。
 何が何だかさっまりわからない。
 ただテキトーにやっているとしか思えず、「何じゃ~コレ」って思っていました。
 そして一度ジャズから遠ざかり再び聴くようになってからすっかりハマってしまいました。
 本作は、初期の作品でありアバンギャルド性はあまり感じられないもののやはり個性がかなり強いものです。
 私の場合は、「ゴールデンサークル」から入ってしまいましたので入口を失敗したのかも知れません。
 この時期の作品は比較的聴き易いというか入り易いと思います。先に紹介した「サムシン・エルス」と入門者向けという感じです。
 それにしてもコンテンポラリー・レーベルは凄い人を世に送り出しました。
 このレーベルはどちらかと言うと正統派天国のレーベルなのですが、何を血迷ったか?レスター・ケーニッヒは先見の目があったのでしょう。

Tomorrow_is_the_questionTomorrow Is The Question! / Ornette Coleman

01. Tomorrow Is The Question! 
02. Tears Inside 
03. Mind And Time 
04. Compassion 
05. Giggin' 
06. Rejoicing 
07. Lorraine 
08. Turnabout 
09. Endless 

Ornette Coleman - alto sax
Don Cherry - trumpet
Red Mitchell - bass (track07-09)
Percy Heath - bass (other tracks)
Shelly Manne - drums

Recorded March 9-10,1959(track01-06)
         January 16,1959(track07)
         February 23,1959(track08-09)

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2011年3月 9日 (水)

理不尽な政策に・・・待った!

 何やらまたお騒がせの年金ですが、現行の救済策「運用3号」はどうやらボツになるようです。
 その代わりに時限措置としてさかのぼって追納を可能とする措置や納付が不可能な方にはその記録の訂正によって受給資格期間そのものがなくなり、無年金になるおそれがある方のためにその期間を「カラ期間」(年金額には反映されないが受給資格期間として認める)とするなどの措置もとられるようです。
 この「運用3号」の制度は、今年の1月より施行されており既に942人の方がこの「運用3号」による救済措置によって年金額が確定されているようであり、その方たちには新救済策に沿って年金額を減額しへ返還を求めることを検討するようです。
 このように多くの人たちに影響を及ぼす政策を法改正もせず、なぜ課長通知で実施したのだろうか?一般的なことで比較するのもアレですが、民間企業であれば絶対あり得ない越権行為である。
 この甚だ理不尽な「運用3号」が広く認知されてきて「不公平だ」、「正直者が馬鹿をみる制度だ」とか「保険料をまじめに納めた者への背信行為だ」など不満が大きくなってからようやく大臣が気づいたというから組織として成り立っていない呆れたもの。
 何かこの組織は、信頼回復に向けて末端の人たちなどは日々努力しているにも関わらず、この組織の上の方々は自ら問題を起こして国民の怒りを買うことしかしていない。
 そのしわ寄せはすべて窓口でお仕事をされている人たちへ来る。
 最近は、末端への教育に力を入れているようであるが、本当に教育しなければならない対象者が違っているかも知れませんね。まずはマネジメント教育の方が優先であると思います。
 まったく腹立たしいことです。 

 今日は、久しぶりにジャズに戻って、コルトレーンがレギュラー・カルテットを結成して初のレコーディングに臨んだのが1960年10月24日と26日でした。
 そのときの記録が本作の他に「Coltrane's Sound」や「My Favorite Things」に分散されているのですが、本作のリリースは1962年でした。
 コルトレーンのベースプレイヤーというとジミー・ギャリソンというイメージが強いのですが、レギュラー・カルテットの初代ベーシストは本作でもプレイしているアート・デイビスでした。
 その後、レジー・ワークマンを経てジミー・ギャリソンとなり最後まで担当しました。

 本作は、2日間でアルバム3枚分の録音を行ういわゆるマラソン・セッションの一部であり、ブルース曲を集めた作品です。
 しかし、曲はブルースですが、モーダルな感じが強く、ブルースを素材としたモードジャズ仕立てとなっています。
 ジャズではしばらくの間プレイされることがなかったソプラノ・サックスをこの頃から多用するようになりその後、この楽器をモダン・ジャズ以降では欠かせない地位に高めたのがコルトレーンなのです。
 2曲目の「ブルース・トゥ・ベシェ」のベシェは、シドニー・ベシェのことであり、ルイ・アームストロングと共にジャズの創世記の巨人の1人とされている人物であり、彼がプレイしていた楽器がソプラノサックスでした。
 5曲目もソプラノを使い、2曲目と3曲目がピアノレスのトリオ演奏となっています。

Coltrane_plays_the_bluesPlays The Blues / John Coltrane

01. Blues To Elvin 
02. Blues To Bechet 
03. Blues To You 
04. Mr. Day 
05. Mr. Syms 
06. Mr. Knight 

John Coltrane - tenor and soprano saxophone
McCoy Tyner - piano
Steve Davis - bass
Elvin Jones - drums

Recorded October 24, 1960

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2011年2月28日 (月)

いきなりスベった「ねんきんネット」

 起死回生をかけ日本年金機構が新たなサービスとして本日2月28日から開始された「ねんきんネット」ですが、初日からいきなりトラブル
 現在、日本年金機構ホームページの「ねんきんネット」サービスにアクセスすると「システムメンテナンス作業のためサービスを停止します」というアナウンスされています。
メンテ作業は、28日の23時頃までを見込んでいますが・・・。
 いきなり暗礁に乗り上げてしまった「ねんきんネット」。国民の理解を得られるのでしょうか?使い勝手はよいのか?
 私は今日、年金事務所で1日年金相談をやっていましたので、帰ってから「ねんきんネット」を利用しようとしていましたが、残念!
 内部からは、「また文句を言われるネタをつくった・・・」などの声があります。
 ホント、いきなりスベった感じがするのは否めませんね。

 今日は、アイルランドが世界に誇るブルース・ロック・ギタリストのロリー・ギャラガーがサイコーにかっこよかった時代のサイコーのライヴ音源の「ライヴ!イン・ヨーロッパ」です。
 彼は、先日急逝したギタリストのゲイリー・ムーアとかなり親しかったそうですが共演作は・・・私は知りません。
 以前、マディ・ウォーターズのロンドン・セッションでも紹介しましたが、マディが指名するほど彼のスライド・ギターは白人ブルース・ギタリストの中でも5本の指が・・いや5本の指に入る名手なのです。
 塗装の剥げ落ちた62年のフェンダー・ストラト・キャスターは彼のトレードマークであり、サウンドはクランチのきいたイカした(現在は死語?)サウンドはとても共感の持てるものでした。
 彼も魂のこもったエモーショナルなプレイを聴かせてくれる現在ではあまり類を見ない骨太野郎でした。
 1948年生まれ。15歳の頃には既にプロとして活躍していたが、彼が有名になったのは、テイストを結成したときであり、クリームの解散コンサートや彼の人気を決定付けた70年のワイト島フェスティヴァルのパフォーマンスは伝説となっています。
 その後、ソロ活動に転身。 Rory_gallagher

   この作品についてですが、1曲目はブルースで有名なジュニア・ウェルズのカヴァー、2曲目はオリジナル、3曲目がトラディショナル、4曲目が再びブルースのカヴァーでブラインド・ボーイ・フラーの曲。
 5と6曲目がオリジナルで最後はトラディショナルで閉めています。
 最近発売されているCDはこれに2曲追加されているようです。
 
 ロリーは、1995年6月14日47歳という若さでこの世を去りました。
 長年の習慣となっていたストレス解消のための飲酒によって、彼の肝臓は悲鳴を上げ・・・移植手術を受けるも合併症により帰らぬ人となってしまいました。

Rory_live_in_europe Live! in Europe / Rory Gallagher

01. Messin' With The Kid 
02. Laundromat 
03. I Could've Had Religion 
04. Pistol Slapper Blues 
05. Going To My Home Town 
06. In Your Town 
07. Bullfrog Blues 

Rory Gallagher - guitar,vocal
Gerry McAvoy - bass
Wilgar Campbell - drums

Recorded February - March, 1972

以下の映像は、YouTubeからのもので「Laundromat」です。

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2011年1月 5日 (水)

仕事始め、平穏無事でした

  昨日は、仕事始めということで年金事務所での当番の日でした。
 昨年も1年のスタートは、年金事務所での年金相談業務からでしたので、今年も同じスタートということになりました。
 昨年は、日本年金機構のスタートの日でしたので、冷やかしにくる人や叱咤激励をしにくる客がおり、1年のスタートというのに本当に嫌な思いをしましたので、今年はそのようなお客が来ないよう家を出る前に神棚に向い拝んで行きました。
 年金事務所に着くとまだ受付時間の15分前ですが、3人待っているではありませんか。
 急いで準備をして5分前ですが、スタートしました。

 ちょっと波乱のスタートでしたが、順調にこなしていきお客様が途切れる時間帯もあり、ホッと一安心。
 しかし、障害年金や遺族年金の手続きや相談に時間を要して思ったほど捗らず、件数は普通でした。
 でも昨年のような嫌な感じのお客は来ませんでしたので、助かりました。

 さて、年金と言えば昨年の年末近くに企業年金(厚生年金基金)における年金支払い未請求者状況の発表がありましたが、未請求者数が約14万3千人おり、年金額累計では1,008億円になっているそうです。
 原因は様々考えられますが、まずは個々の意識の低さが一番大きいでしょう。
 よく国のせいにしたり、他人のせいにしたりしますが、自分のことでしょう。自分の財産は自分で守らにゃ~。
 若い頃に短期間働いていた会社で厚生年金基金に加入していたことを忘れていることも多く、その後住所が変わってしまい企業年金連合会が把握している住所との相違により不明となっている。
 これが多いのは特に女性で、結婚して姓も住所も変わってしまうため不明が多いと思われます。
 そして本人は、「加入員証」を持っているはずですが、失くしてしまい記憶もなくなった状態になっているパターンが多いのです。 
 
 最近になって、日本年金機構の住所情報を活用して年金の申請書の送付を行っているようで、年金事務所に来て問い合わせる方もおりました。(年金事務所では取り扱う事務の対象外ですが、専門家が多いということで来所されるのでしょう。そういう方には親切に教えてあげております。但し、答えられる範囲内でですが)
 私は、このような状況は以前から知っていましたから、年金手続きをされるお客様には窓口装置で確認(厚生年金記録でわかります)して、必ずお客様に企業年金のご案内をしています。
 
 今日は、ジャズ・フュージョン(まだ当時はこのようには呼んでいない)の先駆者的存在であったリターン・トゥ・フォーエバーのファースト・アルバムです。
 このアルバムは、チック・コリア名義のアルバムですが、バンドとして確立されたリターン・トゥ~の作品と言ってもよいでしょう。
 この作品は歴史上とても重要な作品でもあります。
 1969年にマイルス・デイビスの「イン・ア・サイレント・ウェイ」やジャズ史上の最も重要な作品であり、その後の方向性に重要な影響を及ぼす分岐点となった「ビッチェス・ブリュー」などの重要なセッションを体感したマイルス門下生たちがその後分散し、各々のユニットやソロなどで活躍しました。
 いち早く飛び立ったのは、ドラムのトニー・ウイリアムスでギターのジョン・マクラフリンらとライフタイムを結成し、 「イマジェンシー」を発表。
 サックスのウエイン・ショーターは、ジョー・ザビヌルと行動を共にしてウェザー・リポートを結成し、その後クロスオーバー期~フュージョン黄金時代の中心的存在となり、ピアノのキース・ジャレットはソロ・ピアノに新境地を見出しました。
 ハービー・ハンコックは、ファンク路線へ行き、残るチック・コリアの動向は・・・というとそのときは、まだ実験的なアプローチを行っていました。
 アンソニー・ブラクストンらと「サークル」を結成してアバンギャルド路線というかフリー・ジャズ寄りの演奏をしていました。
 その後、ラテンの影響を受けた音楽への傾倒を見せたこのリターン・トゥ・フォーエバーを結成します。
 マイルスの同窓生たちより1歩遅いリスタートでしたが、このグループの音楽性は他の同窓生グループにはない新鮮さがありました。
 このアルバムは、よく「カモメのアレね」だけですぐわかるくらいアルバム・ジャケットも印象的です。
 録音もすばらしくさすがECMレーベルです。
 内容に関しては既に多くの方から語り尽くされているので私ごときが何を言うのか・・・ってな感じなので特に何も言うことはありません。
 ロック寄りの音楽ファンにもおススメできる超名盤です。

Return_to_forever Return To Forever / Chick Corea

01. Return To Forever 
02. Crystal Silence 
03. What Game Shall We Play Today 
04. Sometime Ago - La Fiesta 

Personnel
Chick Corea (p, el-p)
Joe Farrell (ts) 
Stanley Clarke (b)
Airto Moreira (d, per)
Flora Purim (vo, per)

Recorded February 2 & 3, 1972

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