離婚時の年金分割
連日のように社保庁の不正行為が報道されその度に社会保険事務所に問い合わせやお叱り等を受け、もういやになってきていますがあと少しの任期。それにしてもお怒りになられるのは当たり前のこと。私も以前「宙に浮いた年金」と騒がれたときに既に記録だけではなく標準報酬も心配になったのでその記録も印字して貰いチェックしましたが、昔の給与明細もないので精度の高いチェックは今となっては残念ながら出来ませんでした。
でも彼ら(社保庁職員)も単独でかつ相当の悪意でしたのではないと思います。これにはそれこそ悪意のある経営者が絡んでいるのであって、社会保険料が経営の負担となって払わないと職員に脅してきたとするとどうでしょうか?それを強引に取ろうとすると会社を倒産させ従業員やその家族が路頭に迷うことになるでしょうし、彼らだって「収納率」という数字で業績を管理されているわけですから困ったと思います。そこで仕方なく・・・いやでもその行為は許されるわけではありません。(彼らを弁護するわけにはいきませんね)
でも悪党は社保庁職員だけではなく共犯者(その原因となった者)が存在している・・・・ということを言いたかったのです。
厚生年金の標準報酬6万9000件の改ざんの疑い・・・この中には、正当に改定されたデータも混入しているのではないか?と私は思います。それは例えば、経営が厳しい会社の事業主の役員報酬を引き下げた(この場合は取締役会とか株主総会などの議事録が必要)ときなどのデータが混じっているのではないか?と思われますが・・・。(あと在職老齢年金のしくみによって停止になるので、停止されたくない事業主(オーナー社長)が単独で引き下げたり・・・いろいろ考えられます。
とにかく真相を解明してほしいと思います。
離婚時の年金分割⑤(最終回)
それでは、どのような手続きをすればよいのか?必要な書類は?・・・おっとっとっと、慌ててはいけません。離婚しても将来(老後)生計を立てていけるかどうか心配です。分割され減らされる方(大体は夫)がもう既に年金の受給者であれば大体の金額はわかると思いますが、正確な金額ではありませんし、総報酬額の分割という意味では正しくありません。又、按分割合の決定もしなくてはなりません。
そこでその分割の対象となる者の「情報提供」を請求することになります。
これから離婚する夫婦が仲良く社会保険事務所にきて「情報提供お願いします」と言うわけはないでしょう。
この場合(離婚前)は、情報提供の請求者は、請求者のみの一方にのみ通知されます。但し、離婚後の情報提供は当事者双方に提供されます。
ここからようやく具体的な手続方法について
まずは、事前に社会保険事務所に行って相談を受けても構いませんが何回も行きたくない人(仕事の都合などで行くことができない人)もいると思います。そのような人は予め以下の書類を準備してから行くようにして下さい。
①「年金分割のための情報提供請求書」(社会保険事務所に電話して年金分割のリーフレットと一緒に郵送して貰うか、口の堅い知人にお願いしてとってきて貰うといいでしょう)
②請求者本人の年金手帳または基礎年金番号通知書
③戸籍謄本または抄本(市区町村役場で入手。請求者本人と分割される方の婚姻関係および婚姻期間の証明できる公文書)
※内縁関係(事実婚)にある場合には、その状態であることを証明する書類。(住民票など・・・ケースによっても違うため事前に社会保険事務所に問い合わせて下さい)
50歳以上又は障害厚生年金の受給権者であれば分割されたときの「年金の見込額のお知らせ」が届きます。
情報提供の内容は以下によります。
Ⅰ.当事者それぞれの対象期間標準報酬総額
Ⅱ.按分割合の範囲
Ⅲ.算定の前提とした期間の始期と終期等
そして受給までの大まかな流れです
離婚を成立させる(ここから時効2年なので注意)
↓
離婚当事者双方の按分割合を合意させる(第3号分割=自動分割は必要なし、但し平成20年4月以降の期間)
合意に至らない場合は家庭裁判所で決定する
↓
◎合意した分割割合等を請求者の現住所を管轄する社会保険事務所へ提出して厚生年金の分割請求を行う(離婚成立時より2年以内)
↓
受給開始年齢に達したとき請求する(老齢時の通常の裁定請求)
◎印の請求は、以下の書類等が必要になります。
①当事者双方の年金手帳または基礎年金番号通知書
②戸籍謄本または抄本(事実婚の場合はその期間を証明するための書類等)
③公正証書等の按分割合を定めた書類等
因みに分割によって報酬が減らされた者を「第1号改定者」といい、増えた者を「第2号改定者」と法律では言います。
それから、厚生年金基金に加入している期間は、基金の上乗せ部分については改定されず、国の代行部分のみが改定されます。
だからといって全く関係なくはありません。基金に加入している期間は、その分、国から支給される年金(つまり代行部分)が減額されていますので、予め見込額の算出は基金にも請求しなければ正確な金額が算出できない場合があります。
社会保険事務所への見込額の算出については、基金の代行部分を返上したと仮定して試算して貰うか、それが出来なければ基金に見込額の算出を請求する必要が出てくるでしょう。
但し、基金への請求に関しては見込額だけであり、実際の分割請求については国への請求で足り、分割された年金原資は国へ移換され国から支給されるしくみになっています。
離婚時の年金分割についてはこれでおしまいですが、我が国の公的年金制度は老齢年金だけで考えると夫婦共に仲良くお互いの貰う年金によって老後の生計を立てることが前提となっているようです。ですからこれを分割してお互いの老後の生活は決して良くなるとは限りません。中には離婚したのはよいけれど食べられなくなった人もいるようです。又、後期高齢者となってから離婚するケースは一番辛く感じました。だって、三行半を突きつけられたお爺さん・・・。今まで家事一つしたこともなく何も出来ない人がひとりぼっちになって、高齢でこれから何が出来るのでしょうか?
奥さんは、これまでの恨み?が溜まっていたかもしれませんが、これが本当に血の通っている人間のすることでしょうか?疑問でなりません。これを見たときこんな制度なんてない方がよかったと思いました。
今日紹介するのはとても古い録音で実況録音なのですが、それほど音は悪くもなく十分に観賞できる範囲内でありまして、1曲目の「スター・ダスト」を聴いたらおそらく忘れられないくらい耳に残るフレーズ・・・というかグリッサンドというか、とにかく一聴をオススメします。メンバーはライオネル・ハンプトンを筆頭に強者どもがソロを聴かせまくっています。随所でオリジナル音源をLPの収録可能時間にあわせてハサミを入れている部分がありますが、これは仕方がないでしょう。
でもファンの心情からするとオリジナル音源を聴いてみたいのですが、それはもう叶わないのかも知れません。
当時オールスターメンバーを集めてジャム・セッションするコンサートが人気を集めていましたが、その有名な2人の主宰者がおり、ひとりはJATP(ジャズ・アット・ザ・フィルハーモニック)で知られ、あとでヴァーヴレーベルやパブロレーベルを立ち上げたノーマン・グランツ氏ともうひとりは、ここで収録された「ジャスト・ジャズ・コンサート」を主宰するジーン・ノーマン氏であります。
The "Original" Lionel Hampton Stardust / Lionel Hampton All Stars
01. Stardust
02. One O'Clock Jump
03. The Man I Love
04. Oh,Lady Be Good
Lionel Hampton (vib)
Charlie Shavers (tp)
Willie Smith (as)
Corky Corcoran (ts)
Barney Kessel (g)
Tommy Todd (p)
Slam Stewart (b)
Lee Young (ds) Track1-2
Jackie Mills (ds) Track3-4
Recorded Pasadena Civic Auditorium,Pasadena,California,August 4,1947
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